「チャリング・クロス街84番地」と「復活」
この二つの作品は、時代、国、登場人物のキャラクター、そして関係性など
全く異なります。
「チャリング・クロス街84番地」は1949年~1969年の長きに渡る
アメリカ・ニューヨークに住む 本をこよなく愛する貧乏作家の女性と
イギリス・ロンドンに住む 本をこよなく愛する古書店の店員との往復書簡。
「復活」は帝政ロシア時代末期(作品の発表は1899年)革命前夜の
若き貴族の男性と使用人の娘との 愛と罪と贖罪の物語。
共通していることは
自分ではどうしようもない枠組みの中で「懸命に生きている」ということです。
泣いて、笑って、笑って、泣いて。
現代に生きる私たちと何ら変わるところはありません。
二つの作品をダイジェスト版でお届けします。